Anacondaを使ってPythonの仮想環境を構築する

前提

  • Anacondaインストール済みでcondaコマンドが使える状態

準備 仮想環境を作る

  1. conda create -n {開発環境名} python=3.7(※1) jupyter(※1) numpy(※1)
    • ※1 オプション引数 バージョンを指定しないと最新版が入る(はず)アクティベート出来るか確認する
    • 基本的に開発にはjupyterを使うのでほぼ毎回インストールする
  2. 仮想環境が増えたか確認する
    • conda info -eで仮想環境の一覧が表示される
  3. 仮想環境をactivateする
    • C:\Users\USER> conda activate {開発環境名}
    • activateできればオッケー

本題 root(base)のjupyterから仮想環境のjupyterカーネルを使用する

Anacondaのバージョンによってデフォルトの環境名が違うかも

  1. (base)の環境にenvironment_kernelsをインストールする
    • (base) C:\Users\USER> pip install environment_kernels
  2. pipコマンドをアップグレードする ※場合による、upgradeしろって言われなかったらやらない
    • (base) C:\Users\USER> python -m pip install –upgrade pip
  3. Jupyterの設定ファイルを作る ※Jupyter初インストールの時だけ。それかJupyterがおかしくなった時
    • (base) C:\Users\USER> jupyter notebook –generate-config
  4. Jupyterの設定ファイルに仮想環境カーネルを使用する設定を追加する
    • 生成される場所
      • C:\Users\USER\.jupyter\jupyter_notebook_config.py
    • c.NotebookApp.kernel_spec_manager_class = ‘environment_kernels.EnvironmentKernelSpecManager’
    • c.EnvironmentKernelSpecManager.env_dirs = [‘E:/Anaconda3/envs’] ※1
    • c.EnvironmentKernelSpecManager.conda_env_dirs = [ ‘E:/Anaconda3/envs’ ] ※1
      • ※1 どっちかだったと思う

これで仮想環境のカーネルがJupyter Notebook(Anaconda)から起動したJupyterで指定出来るようになる

逆に Jupyter Notebook({開発環境名}) が起動できなくなった場合は下記の通り

スタートメニューの Jupyter Notebook(仮想環境名) が起動できない問題の対応

仮想環境のJupyterが直接起動できなくっても、baseから起動して後からカーネル選択できるのでそんなに問題は無いはず

  1. Jupyterが起動出来ない仮想環境をactivate
    • (base) C:\Users\USER> conda activate {開発環境名}
  2. 仮想環境にenvironment_kernelsをインストールする
    • (開発環境名) C:\Users\USER> pip install environment_kernels
  3. コマンドで起動できるか確認
    • (開発環境名) C:\Users\USER> jupyter notebook

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